藤枝の白い家の主であり樹木医の資格を持つ小松庄次郎は、​園芸家、珍奇植物愛好家です。

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幼少の頃から自然界の生き物に興味を持っていました。

山野を巡り植物や昆虫を採取する少年期を経て高校生の頃には静岡県内を中心に蝶の採集に熱中しました。それから６０年の時が過ぎて、その標本はふじのくに地球環境史ミュージアムに寄贈されました。当時は普通に採集できた蝶ですが、今では幻となってしまった産地として南限のオオイチモンジなどの蝶が含まれており静岡県内の蝶の変遷を知る上での貴重な県のコレクションになっています。

半世紀前に、庄次郎少年が貯めたお年玉で購入したプラティケリウム・ビフレカツムは、「藤枝の白い家」の庭で一抱え以上もあるような巨大な株に育っています。